共働き夫婦の貯金成功術とは
貯金と現実の費用管理
貯金をするということは、将来に対する備えとして重要な意味があります。
そのために共働きをしたりもしますが、やりくりする時間がないとなってしまうことも出てくるでしょう。
やりくりするための方法はいろいろとあります。
たとえば、生活費の負担を明確にするということが挙げられるでしょう。
夫婦の収入を一つの口座で管理することにより、収支を明確にして行くことができます。
その中から、貯蓄に回せるものを別の口座で管理すれば、簡単に貯金することができるでしょう。
もうひとつが、片方の収入で費用負担をしてしまうことです。
支出専用の収入と考えることができ、ほとんどの夫婦がおこなっている方法といえます。
貯金専用と考えることができますが、どちらかに不満が出てくることもあるでしょう。
収入格差があったりする場合には、特に注意しなければいけません。
貯金できない理由のほとんどは、収入や支出が不透明だからです。
いくら使うことができるのか、いくら貯金したいのか、はっきりしなければできるわけがないのです。
自由なお金があればなんとなく使ってしまうことも多くなるのですから、目的の金額を引き抜き、専用の口座で管理するなど方法を考えることが重要でしょう。
現実からかけ離れた平均収入よりも現実を
こうした問題を考えるうえで、いくら貯金しなければいけないなどと考えることが出てきます。
マスコミなどでも、平均収入や貯金の話をしますが、基本からいえばナンセンスです。
平均収入は、あくまでも平均なのであり、世の中に即しているとは言えません。
たとえば1カ月当たりの世帯収入が41万円という統計がありますが、ここから生活費が30万円というのは、自分たちに当てはまるでしょうか。
ほとんどの世帯では当てはまらない話で、とても平均とは言えません。
世帯の年収で732万円という数字もありますが、ほとんどの家庭でこんなにもらっていないといえるはずです。
だからこそ、貯金できないというわけではありません。
問題は、貯金しようという意思を持つかどうかでしょう。
必要な金額を割り出し、必要のないお金を無駄に使わらないようにするだけで、貯金をすることはできるのです。
貯金ができる金額が少ないというのではなく、バランスをとることができないのが門田であるということに気がつけば、貯蓄することはそこまで難しくはありません。
生活をほんの少し振り返ってみれば、いろいろといらない出費があるでしょう。
一度収支を見なおしてみるだけでわかることですので、あとは別の口座に管理するようにし、容易に出せなくしてしまうことが重要になってくるのです。