子どもとの「お出かけ写真」を上手に撮る方法
子供の思い出を切り取ってあげるために
写真というものにはコツがあります。
ほんの少しのポイントを知るだけでも、劇的に美しい写真が取れるようになるものです。
子供の写真でもこれは同じことで、ほんの少しでも取り方を覚えれば、きれいな成長記録をつけることができるようになります。
子供の写真を撮るうえでは、とにかく動いてしまって取りにくいということもありでしょう。
ほんの少しだけ、何か小道具を使ったりすると、そこに集中してくれるようになるため、写真を撮りやすくなります。
子供の表情も豊かなものになることでしょう。
小道具を使うときには、何か特別なものではなく、普段から身の回りにあるものがポイントです。
あえて焦点をぼかし、小道具にピントを合わせたりするのも、効果的手法といえます。
ちょっとだけ集中してもらえれば、とってもいい写真が撮れるのです。
連射機能とズームで写真を
昔のフィルムカメラは、連射するにはターボタイマーのような器具が必要でした。
フィルムの消費も早いため、だれでも使えるものではなかったのも確かです。
現在のデジカメには、ほとんどの機種で連射機能を持っているため、子供の写真を撮るときに使ってみるといいでしょう。
動きや表情を連続してとることができるため、素敵な瞬間をとらえることができるようになるのです。
ピントがずれやすいときでも、連射することで、どこかで合うこともあるでしょう
携帯のカメラにも機能があることがありますので、うまく活用すると、驚くほど効果を上げることができるようになるのです。
ピントということでは、ズーム機能が重要なポイントになるでしょう。
遠くにいても、ズーム一つでとることができるようになります。
問題は、機械的にズームをかけているのか、デジタル的なズームなのかの違いです。
機械的なズームならば、あまりぼけたりはしませんが、デジタルズームは画像を拡大している方法ですので、解像度が低いと、ぼけてしまいがちな点に注意しないといけません。
ズームをかけることで、ぶれやすくなるのも覚えておくといいでしょう。
一瞬の時間を切り取り残してあげること
写真をとることになれていないと、どうしても正面からとりたくなるでしょう。
目線の入った写真は、確かにかわいい表情をとらえることもあります。
しかし、表情はこれだけではありません。
何気ない動きの中にこそ、普段の姿が映っていることでしょう。
たとえば、寝顔をとるというのも、普段の表情の一つです。
ちゃんとカメラの方向を見なくても、かわいい姿を残すことができるでしょう。
横顔の中にその時の状況が見えるかもしれません。
写真は、その時の時間を切り取ります。
狙った写真の面白さもありますが、何気なくとった瞬間に思い出があることも多いのです。
カメラ目線ではなくても、さりげなく写真を撮ってみましょう。
そこにこそ、本当の時間が切り取られているはずです。